無線で競技進行管理用の信号機をコントロールしたいと思い作り始めました。

 ワイヤレスのインターホンを利用できないかと探していた所、株式会社オーム電気製の「ワイヤレス コールチャイム」という製品が見つかりました。
このチャイムは、15mまで送信可能で最大64台まで増設可能の優れもの、これなら使えると思い早速追加の送信機(4台)もいっしょに購入しました。

まずは動作確認です。
 電源は、単3電池3本直列の4.5V仕様です。
 1番から順に点灯していきましたが、あれ、13番が点かない、って、LEDが無い、付いてない。
付け忘れなのか、何らかの理由で付け無かったのか、付けられなかったのか?・・・・・・・まッいいか、16点使うとすると送信機も16個買わないといけないし、そんなに使わないし。
 LEDは、点っぱなしでリセットスイッチで一斉に消すようになっていて、ばらばらには消すことが出来ない。

残念ながら、この商品は廃盤になってしまった様です。

改造するにあたって

・LEDは点きっ放しでもリレーは、数ミリ秒ONしてOFFになるようにしたい。
・リレーがOFFしたときに、リセットしてLEDを消したい。

中の基板には、PIC16C54C 04/P 093663E と刻印されたマイコンが付いていました。
テスターで当たった所LEDが点灯した時1.4Vの電圧があり、消灯時0Vになることから

6番ピン :10・11チャンネル
7番ピン :9チャンネル
8番ピン :1・5チャンネル
9番ピン :2・3チャンネル
10番ピン:4・8チャンネル
11番ピン:6・7チャンネル
12番ピン:12・16チャンネル
13番ピン:14・15チャンネル

の様になってるのかなと判断しました。
この商品が廃盤になってしまったので、手持ちの5チャンネル分だけしかないのでこれでも十分

競技進行管理用の信号機のコントローラーは、プッシュボタンスイッチなのでこれに並列にリレー接点をいれることを考えると、コールチャイムのLEDが点灯したままでも、リレーは1秒程度ONした後OFFになる必要がある。

そこで、長い時間入力ONでも出力は短時間にできるモノマルチバイブレータが2個入ったIC:74HC123を使うことにしました。